多:多の取引を
一つの基盤で実現

マルチファクタリング

マルチファクタリング

Overview

多階層商流・業界共有の決済を高度化

複数の支払企業と、複数の納入企業の間の取引において、一つのSPC内で、電子記録債権を活用した一括決済方式を同時に実現する仕組みがマルチファクタリングです。発注企業の期日支払はまとめて一本で、さらに発注企業に紐づくメインバンクがSPCを介して納入企業の早期資金化資金を提供します。

元請→一次請け→二次請け…のような多層階構造のディープティア・サプライチェーンの企業群でご利用いただける他、同一業界の小売→卸問屋→メーカーなどが共有で決済を行う基盤としてご利用頂けます。

また、請求書や、EDI等と連携するプラットフォームに、このシステムを組み込めば、エンベデッド・ファイナンスなど多様な使い方が実現できます。

マルチファクタリング

MERIT

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発注企業
納入企業
金融機関
プラット
フォーマー

1
支払事務の効率化

支払明細をSPC(特別目的会社)へデータ伝送するだけで、特にシステム改修は必要ありません。手形、振込などの複数の支払手段を電子記録債権に一本化することで事務の効率化に繋がります。あとは、支払期日にまとめてSPCの決済口座に振込だけです。各納入企業への振込はSPCの決済銀行が担います。

2
支払の準備は
Tranzaxにお任せ

納入企業向けの資料作成から説明、利用登録・契約(電子契約)まで、全ての手続きをTranzaxで対応するため、ご担当者の通常業務に大きな影響を与えることなく導入できます。

1
管理コスト軽減

手形と比べ、領収書の印紙代、郵送費、取立手数料等、回収にかかる費用、紛失や盗難リスク回避のための管理・保管コストが大幅に軽減されます。新たにインターネットバンキング口座開設は不要で、従来の受取口座のままご利用頂けます。

2
発注企業の信用力で
審査不要の早期資金化

手形と異なり、発注企業の信用力で審査なく早期資金化も出来るため、金利面で有利な条件となる可能性があります。

3
財務評価の改善

売掛債権(電子記録債権)の早期資金化は、借入金ではないため負債とはならず返済は不要です。

また、売掛金の現金化により、キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)が高まり、財務評価が有利になります。

1
一つのSPCで
ローコストオペレーション

当社が開発したマルチファクタリングシステムにより、一つのSPCで複数の発注企業の一括ファクタリングが実現しました。これにより、SPCの運営コストの削減が図れます。また、発注企業ごとに決済口座があり、全ての受発注が個別の電子記録債権で分別管理されていますので、コミングルリスクも生じません。

2
事務手続が簡便に

当サービスは、SPCを介すことで、金融機関の皆さまにはファクタリング契約の手間や事務負担が不要となり、早期資金化希望者に対するSPC向け融資とSPCの決済銀行の役割に徹することができます。また、当社の契約書は、電子契約なのでお客様にも導入や更新に際しての手間やコスト面でご負担を掛ける心配はありません。

3
リアルタイム(毎月)で
融資枠を管理

毎月の取引データ(トランザクション)を管理することにより、取引状況を常時把握することができるため、電子記録債権発生額を含めた融資枠をリアルタイムで管理できます。

4
新規収益源の創出
(新規顧客開拓の営業ツール)

期日前資金化の場合、納入企業の割引(買取)は全てSPCで行うしくみとなっているため、金融機関はSPCに融資を行うことで期日前資金化の利息収入をまとめて得ることが出来ます。また、発注企業の取引先が可視化できるため、発注企業与信や営業にも役立ちます。

5
業務改善・コスト圧縮を実現

手形の撤廃を促進することにともない、手形処理に携わっていたスタッフの工数が削減出来ます。

1
エンベデッドファイナンスの実装

貴社のプラットフォームに、電子記録債権のシステムを組み込むことにより、電子記録債権を活用した金融サービスを付加できます。

その結果、プラットフォームのユーザーベネフィット向上が期待でき、プラットフォーム全体の付加価値を高めることができます。

2
システム連携はお任せ

貴社プラットフォーム上の様々なデータ(受発注データ、支払明細データ、請求明細データなど)と容易に連携が可能です。